【1】第三者評価機関名 | (社福)愛知県社会福祉協議会福祉サービス第三者評価事業所 |
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評価調査者研修修了番号 | S24451 S15041 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20世帯 | |
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施設長氏名 | 野村 重紀 | 所在地 | 愛知県 | |
URL | http://aiboren.jp | |||
開設年月日 | 2009年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会 | |
職員数 | 常勤職員 | 8名 | 非常勤職員 | 5名 |
専門職員 | 社会福祉士 | 2名 | 保育士 | 3名 |
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臨床心理士 | 1名 | |||
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 居室(寝室)20室 | (イ)設備等 | 一時保護のための居室:2室 |
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(ウ) | 指導員室(保育)・学習室・静養室・便所・多目的室:1室 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | ◆理念 ひとり親家庭に対し、自立を支援することによって生活の安定と福祉の向上を図ることを目指す。このため、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援する。 ◆基本方針 母と子の人権を擁護し安心して安全に暮らせる生活場所を提供する。また、ひとりひとりの課題に応じた支援を行い、母と子が生活を確かなものとし、地域社会での生活に向けた歩みに寄り添う。これらを実現するために、目標を定めて事業を実施する。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・同じ建物内にある同一法人が運営する母子家庭等就業支援センターと連携しながら利用者の求職活動の支援を行っている。 ・家事が苦手な利用者に対して定期的に居室に入り、一緒に家事の仕方を支援している。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年11月01日(契約日)~ 2017年02月09日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | ・経年劣化の著しい建物にも関わらず施設内は清掃がゆき届き、美しく保たれている。施設長はじめ職員全体から明るい雰囲気が醸し出されている。 ・児童相談所や保育所、小学校等の関係機関と意見交換する等子どもの利益を優先し、権利擁護に努めている。 ・母と子が安心して生活でき、地域に溶け込めるように、施設を自治会等の地域活動に開放している。 ・限られた人材の中ではあるが、病後児保育、夜間保育、休日保育、早朝保育、レスパイトケアのための保育等と子育て支援を実施している。利用者処遇と職員研修等施設運営全体を含めた中・長期計画を策定されることが望まれる。 ・様々なマニュアルはあるが、より実用的なものとなるように必要な支援の手順書を職員全体で策定されることが望まれる。また、手順書は新人研修にも利用できるとなお良い。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 当施設は築35年余りとなる古い建物ですが、「環境整備は支援の第一歩」と考え、すべての職員が日々の清掃に励んでいます。また、DV被害からの避難が入所理由の大半を占めている現状に鑑み、「安全と安心」を最優先にして利用者の支援に努めるとともに、子ども同士の関わりの中でも暴力は絶対に許されないことを絶えず伝え、お互いに人権を尊重し合うことの大切さを指導しています。 今回の第三者評価では、このように熱い思いを持って業務に取り組む職員の姿を丁寧に把握していただき、的確に評価していただいたと考えています。 ご指摘があった中・長期計画やより実用的なマニュアルの策定については、施設長の責任として取り組んでいきたいと思います。 |