【1】第三者評価機関名 | (特非)ライフサポート樂樂 |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | SK18061 SK18057 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 24名 | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 小名木 健 | 所在地 | 山梨県 | |
URL | http://www.kashinokai.or.jp/im/ | |||
開設年月日 | 2013年06月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 山梨樫の会 | |
職員数 | 常勤職員 | 18名 | 非常勤職員 | 2名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 1名 | 認定心理士 | 1名 |
---|---|---|---|---|
保育士 | 10名 | 栄養士 | 1名 | |
児童指導員 | 4名 | 個別対応職員 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 1ユニット6室×4 | (イ)設備等 | 全ユニット内キッチン・バス・トイレ完備 |
---|---|---|---|---|
(ウ) | 人工芝グラウンド・遊具・農園あり | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | 理念 (法人) 「つながり」=「人生は楽しい」 総合的人生支援(社会福祉に貢献する) 笑顔とぬくもりの心(被支援者を幸せにする) 希望・喜び・幸せの実現(職員を豊かにする) (施設) 「あ」ありがとうの気持ちを大切に 「い」今と未来の自分を育てよう 「む」無限の可能性を信じてあいむとは、愛と夢に満ち溢れた居住空間と人間関係の中で「大切にされている」ことが実感できる安心安全な生活場所である。 子どもとは、無限の可能性を持って「生き」「育ち」「守られ」「参加する」かげがいのない唯一の人生を歩んでいる。人間として主体的に生きる権利を保障され、尊重される存在である。 職員とは、常に子どもたちと共に学び、共に遊び、共に歩む存在である。いかなるときも「強く」「賢く」そして何より「優しく」子ども達を導いていく。 基本方針 私たち児童養護施設あいむは、社会福祉法人山梨樫の会の一員として「笑顔とぬくもり」の心をこめたプロフェッショナルなサービスを提供するために、真摯な態度で研鑽を重ねていくことを忘れず、」「総合的人生支援」の一翼を担う誇りと自覚を持ち、職員一丸となって児童の自立支援に取り組む「チームあいむ」である。 身近な大人である職員こそが最重要な発達環境であることを意識し、日常的に和気藹々と助け合い学び合う、家庭的な雰囲気を醸成し、児童が様々な事柄に親しむ体験を通じて児童相互の協調性や思いやりを培いながら、情緒豊かな人間形成と自立心を養う。また、能力にあった学習支援を通じて「自身」を獲得し、将来の選択肢を増やし社会に貢献出来る人材を創出していく。 |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | 当施設は児童の将来を踏まえ、学習能力と自己肯定感の向上を図るべく、本人の進度に沿った公文式学習を取り入れた学習支援を行っています。 また、いかなる状況であっても子ども達が胸を張って地域で生活して欲しいとの思いから、現保護者として小中学校のPTA活動に積極的に参画すると同時に、30年度は地元自治会の子どもクラブ部長として地域の小中生約100人を先導しています。 毎年恒例の「池田ふれあいマルシェinあいむ」では、地域の飲食店やワークショップが集い、和やかな雰囲気のなかで地域住民と施設児童とが融和する地域の一大行事となっています。 |
|||
【5】第三者評価の受審状況 | 2018年09月11日(契約日)~ 2019年03月30日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成27年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 園児が地域で生活できるように住宅街に作られ、地域貢献が根付いている。ふれあいマルシェは地域から受け入れられ、地域の祭りも園が支えている。 自由な生活が保障され、同級生も日常的に遊びに来られる環境である。子どもの最善の利益を高めるために学力に力を入れ、モチベーションが高まっている。法人の事業戦略会議では他施設の取り組みや福祉の世界を深く学ぶ機会となっている。 ◇改善を求められる点 子どもたちの自由と規律性の考え方と生活の在り方を、園児にどのように理解させ、身についた行動ができるか、さらに検討を深めていただきたい。福祉の考え方は幅広いが、経営学的な考え方の改善項目が散見されます。評価項目の意味合いを施設運営の柱とした考え方で改善に取り組んで頂きたい。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価は我々の慢心や驕りを窘めてくれるたいへん良い機会となっています。開設から5周年を経過するなか、各職員の弛まぬ努力により子どもたちと共に成長を遂げてきました。今後は一人ひとりの発達に即した性教育を体系的に行い、「自分自身を大切にする心」や「人に優しくできる心」が根付くよう努力していきたいと考えています。これからも子どもたちが活き活きと過ごし自己実現に向かえる生活場所であるために、一つひとつの子ども達との関わりを丁寧に行っていく所存です。 |